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湯原温泉郷【湯原、下湯原、足(樽)、真賀、郷緑】について

湯原温泉郷の概況
湯原温泉郷は、岡山県北部の山間地帯を流れる旭川沿いに位置する温泉地である。 平均海抜は500mで、(真庭市湯原支局附近では約337m) 山林 (全体の86.7%)、湯原ダム(5.2%)
気候は、内陸山中であるため低温多雨の積雪寒冷地で、年間平均気温は11.5℃、年間平均降雨量は1,625㎜となっている。
国指定の特別天然記念物オオサンショウウオの棲息地
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温泉6カ所あり
砂湯、湯本温泉館下泉源(油屋地下源泉を含む)、下湯原温泉、足温泉、真賀温泉、郷緑温泉
宿泊施設は24軒、宿泊収容定員は2,000人
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源泉の状況 総源泉数19本、うち利用源泉は15本(自噴14本、動力1本) 湧出量については自噴3,289L/分、動力90L/分
湯本温泉館下泉源から旅館17軒へ配湯している
配湯方式はいわゆる魚骨方式で温泉水を循環させない方法を採っている。 魚骨方式とは、源泉から途中で魚の骨のように温泉を分け下口に最終末端があり温泉が一方通行となっています。
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そのほか特徴
湯原ダム (1955年完成) 高さ74m
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温泉街の施設
湯原温泉ミュージアム 温泉関係の資料や野口冬人先生の資料を展示しています。
はんざきセンター(湯原町オオサンショウウオ保護センター)
独楽の博物館
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環境と地勢
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歴史抜粋
古くは和気清麻呂高祖による式内八社等の造営や書写山天台宗円教寺性空上人の発見による砂湯、また後醍醐天皇、伯耆船上山の戦いを逃れ真賀温泉を発見した武将の物語、高田城主(山中鹿之助の義弟)が樽に湯を詰め送ったと云われる足温泉など歴史的にいわれがあります。
湯原温泉は宇喜多・毛利氏による湯山城の戦いから、豊臣秀吉の庇護を受けたものの圧死した三浦桃寿丸の母、お福の方(宇喜多秀家の母でお鮮や円融院と呼ばれる)の来湯や、初代津山藩主森忠政が湯原温泉中興の祖と評価されるほど力を注ぎました。また、江戸時代には農民一 揆としては規模が大きく全国的に有名な山中一揆が発生しました。この多くの犠牲者の墓や供養塔・顕彰碑などが各所に残っています。
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